脉診流経絡治療は、気血の流れを整え、五臓六腑（肝・心・脾・肺・腎、および胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦）の働きを改善することで、自然治癒力（免疫力）を高め、健康な状態に導く治療法です。

古代中国では、体内を流れる生命エネルギー「気血」が経絡を循環することが重要とされていました。気血の流れが滞り、経絡バランスが崩れると、五臓六腑に不調が生じ、病気が発生すると考えられていました。

脉診流経絡治療では、脉診により病の根本原因（証）を探し、その原因に応じて、足や手に「補法」（不足した気血を補う）や「瀉法」（過剰な気血を取り除く）を施し、根本的な治癒を図ります。この「証」に基づく治療を本治法と呼び、治療効果を高めるために重要視されています。また、この技術の習得には、手から手への技術指導を重視しています。

＜東洋はり医学会とは＞
東洋はり医学会は、脉診流経絡治療（東洋医学の一種）の技術を普及し、50年以上にわたり、3,000名以上の鍼灸師を育成してきた学術団体です。日本全国と海外に支部があり、1,000名以上の会員が、技術向上を目指して定期的に講習を受けています。

＜学会の活動＞
脉診流経絡治療の普及を目的に、毎月の講習会で技術指導や実践練習が行われており、新たな鍼灸師も基礎からしっかり学べます。年1回や特別講習もあり、初心者でもわかりやすく技術を習得できるよう工夫されています。海外にも12支部があり、世界中の鍼灸師が交流し、東洋医学を広めています。

＜特徴と他学会との違い＞
他学会と異なり、東洋はり医学会では毎月の講習で実技を重視し、会員が実際に治療法を体験しながら学べるようになっています。日本全国や海外の仲間との交流も盛んで、互いに刺激を受けながら技術を高めています。

【脉診流経絡治療（みゃくしんりゅうけいらくちりょう）】では浅いはり（鍼）で体表近くの経絡のバランスを調整し、身体が本来持っている自然治癒力を引き出していく全身治療を行います。

愛敬鍼灸院（あいきょうはりきゅういん）

• 住所：愛知県名古屋市熱田区六番二丁目３番２９号
  第３協和コーポ１０２号

• アクセス：六番町駅より徒歩2分

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• 受付時間：9時〜19時30分（定休日：日曜）

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